アルバイトで稼ぐ

アルバイトの探し方は、大きくわけて5つになります。
インターネット、求人情報誌や広告、紹介、店頭などに張ってある募集広告、直接問い合わせるなどになります。
時給が高いアルバイトの代表格は夜の酒を扱う飲食店です。その他、コールスタッフ(電話での商品案内)、マネキン(店頭で商品促進販売)、工事現場や引っ越し作業などの肉体労働、大学生なら家庭教師があげられます。
よく高額アルバイトで名前があがる「治験」は副作用がないことが確認された新薬や治療法の臨床試験、治験を行うもので、厳密に言うと高収入のボランティアになります。
また、最近は登録制のアルバイトが人気になっています。これはアルバイト派遣会社に登録し、そこから仕事を紹介してもらうシステムです。短期のアルバイトを希望している方に向いていて、空いた日、空いた時間の仕事を探せるので、時間を有効に使えます。給与は派遣先ではなく登録会社からもらいますが、派遣マージンが発生するため、派遣先から支払われた額より受取額は安くなります。

学生のアルバイト

アルバイトをしている学生は、大学生の6割、高校生の2割になります。アルバイトをする目的は、遊興費の割合が最も高く、そのほか貯金、人生経験、生活費などがあげられています。
時給は8割が900円以下で、中でも高校生の時給は半数が800円を切っています。
職種はファーストフード、食品関係が多く、次いでコンビニエンスストアが多くなっています。大学生では家庭教師や塾講師も人気があります。
また、近年の就職難のせいか、将来の仕事につながるようなアルバイトを選ぶ学生も少なくありません。
その他、期間限定や短期のアルバイトも人気があります。特に年末年始はイベントが多いため、募集しているアルバイトがたくさんあります。ゆうメイトの年賀状仕分け配達員は、アルバイト禁止の学校でも許可がでる場合もあります。変ったところでは、神社の巫女さんの募集があります。
大学生はスキー場などリゾート地のアルバイトを選び、遊びとアルバイトを両立させる方もいます。
なお、高校生は週40時間以内、1日8時間以内、22時から朝5時までの労働は禁止されています。

アルバイトとは何か

「アルバイト」はパートタイム労働法により、「1週間の所定労働時間が同じ事業所の通常労働者(正社員)より短い者、またはその事業所の一般労働者と一日の所定労働時間が同じでも1週の所定労働日数が少ない者」と定義されています。法律上、パートとアルバイトは区別されていません。
「アルバイト」の語源はドイツ語で働くと言う意味の「Albeit」で、明治時代に学生の間で隠語として使われていた言葉が一般的になったものです。
アルバイトは社会保険に入れないと誤解されがちですが、条件が揃えば加入することができます。
健康保険、厚生年金加入の条件は契約期間が2カ月以上、労働時間が通常労働者の4分の3以上です。雇用保険は1年以上の雇用が見込まれること、1週間の所定労働時間が20時間以上です。労災保険には加入の条件がありません。
条件を満たしていれば、年次有給休暇もとることができます。雇い入れ日から6カ月間継続して勤務していて、全労働日の8割以上出勤していることが条件になります。なお、1週間の所定労働時間が30時間以上か、1週間の所定労働日数が5日以上の場合は一般労働者と同じ有給休暇が受けられます。

アルバイトの責任

アルバイトは時間や役割が限定されてはいますが、実は会社を構成する立派な社員です。会社との契約が正社員と異なるだけで、能力とは無関係です。もし、正社員がアルバイトに「あなた、アルバイトだもんね」と見下した言い方をするのであれば、それは間違いです。同じように、「私、アルバイトですから」と逃げるのも間違いです。外から見れば、正社員もアルバイトも区別がつきません。ただし、役割が限定されているので、できないこと、分からないことは発生します。そういうときは、ムリをせず、上司に相談しましょう。上司はそれを待っています。アルバイトは学生が多いです。会社側は、できれば勉学に集中してほしいと思っています。責任のある仕事を任せないのは継続的な勤務が難しいからともいえます。だからといって、自分から「アルバイトだから」と能力を限定するのもいけません。確かに勉学に集中してほしいですが、一旦勤務に入れば、あなたは「会社を構成する一員」となります。あなたの行動が、言動が、笑顔が、会社の未来を作ると言ってもいいくらいです。せっかく少し早く社会にでたのなら、学生ならではの視点で会社の中を見てみてはいかがでしょう。

就活とアルバイト

学生時代に、勉学、サークル、スポーツ、そしてアルバイト。色々経験したと思います。さて、フレッシャーが陥りやすい罠があります。それは、面接時において「学生時代に、何に一番熱中しましたか?」という問いに対して、「アルバイトで社会勉強に励みました」です。さらには、「協調性」や「責任感」、「リーダーシップ」という言葉を使うのもいただけません。採用者は学生ならではの経験で得たことを聞いています。就職すればいやでも「社会での経験」をつみます。それに、「協調性」等の、いかにも優等生的な返答は、実際に会社で働く人にしてみれば、「何が分かるの?」とうんざりさせます。会社では、課長、部長、専務、そして社長。それらの人たちが想像もできないくらいの責任感を持って、リーダーシップを持って部下を率います。アルバイトの責任とはレベルが違います。もし、アルバイトについて答えたいのであれば、ムリはせず、あなたの視点で得た見識を率直に言うのがベストです。フレッシャーとはそういうものです。